ミクの音楽教室

1.知識の基本編

 いくら音楽知識がないといっても「せめてこれぐらいは知っておいてほしい。」というものを教えるわね。
よろしくお願いします。
なるべく簡単にね。

@曲は楽譜に書かれてる

こんなの、みたことあるわよね。
 楽譜ね。これに歌のすべてがかかれているのよね。
これ、これ。これがよく分からないんだよな。

A楽譜の仕組み

 まずは、楽譜の仕組みからみていきましょう。
五本の線が引いてあるわよね。
五線譜というのよね。
五線譜はいいけど、何で線が引いてあるんだ。
五線譜のどこに音符をおくかによって、音の高さが決まるのよね。
音符、知ってる。オタマジャクシみたいなやつ。
 リンはよく知っているわね。
 よく見ると、縦にも線が引いてあるわね。縦の線から次の縦の線までの間を小節といって、これが基本になるのよ。
五線譜の最初に、リンについてるのと同じマークがあるけど、いったい何?
 これね。いいところに気がついたわ、レン。これはト音記号といって、この五線譜がどのくらいの音の高さの範囲にあるかを表しているのよ。そして、この記号のついた五線譜をト音譜表というの。
 主に、メロディーを書くときなどに使われるわ。
 でも、ベースや伴奏では、メロディーよりももっと低い音を使いたいわよね。そこで、ト音譜表より1オクターブ下を表すのがヘ音記号、レンについているでしょう。ヘ音記号のついた五線譜をヘ音譜表というのよ。
 ト音譜表とへ音譜表の二つをあわせたものを大譜表といって、メロディーも伴奏も書き表せるわね。

B音符

 音の高さは、五線譜の書かれる音符の位置で決まるのよね。音の長さは、音符の種類で表すの。
音符、オタマジャクシみたいなやつ。
それはさっきいったでしょう。でも、白いのや黒いのや、しっぽのついたやつ、とかいろいろあるわね。
これが四分音符。音符の基本だと思って。
これは八分音符。四分音符の半分の長さよ。
 音符の横の黒い点は、付点といって、ついてる音符の半分の長さをたしたものよ。
だから、これは、4分音符+8分音符の長さね。付点四分音符というのよ。
音を出さない長さは、休符で表すのよね。
名前 全音符 付点二分音符 二分音符 付点四分音符 四分音符 付点八分音符 八分音符 付点十六分音符 十六分音符
長さ 小節全部の長さ 二分+四分 四分音符2つ分 四分+八分音 基本 八分+十六分 四分音符の半分 十六分+三十二分分 八分音符の半分
休符 全休符 付点二分休符 二分休符 付点四分休符 四分休符 付点八分休符 八分休符 付点十六分休符 十六分休符

C拍子

 次はこの記号ね。これは拍子といって、「1つの小節の中にどの種類の音符がいくつはいるか」を表しているの。
下が音符の種類、上が音符の数ね。これだったら、四分音符が3つはいるのよ。
 大人定員4名とか、子ども定員6名とかだな。
でも、なぜ小節で区切って、そこに入る音符の種類とか数を決めるんだろう?
 小節で区切ることによって、まとまりができてリズムとかイメージが生まれてくるのよ。
拍子 強弱 活用
二拍子系 2/2 強・弱 マーチなど。軽快に走ったり、いきいきとした感じ
2/4 強・弱
三拍子系 3/4 強・弱・弱 ワルツなど。ゆったりとしたつややかさ、丸みのある軽やかさ、優雅に踊る雰囲気
6/8 強・弱・弱・中強・弱・弱
四拍子系 4/4 強・弱・中強・弱 よく使われる。落ち着いた静けさ、歩く感じ
その他 5/47/89/811/1613/16

D音符は、7つの音の高さで

 音の高さは、ド〜シまでの7つの音が一つのまとまりで、オクターブというの。
音符
鍵盤の位置
ドレミ 更に低いド〜シ ファ 更に高いド〜シ
英語名 C D E F G A B
日本名
歌ってみるわね

Eシャープとフラット

 基本編の最後は、シャープとフラットについてよ。がんばっていきましょう。
 たとえば、「ソとラの間の音を使いたい」とか「ソとファの間の音を使いたい」とかいう場合があるわよね。そのときに使うのがシャープやフラットなの。シャープ(♯)がつくと半音上がり、フラット(♭)がつくと半音下がるわよ。
 音符につくときは、その小節だけが有効なの。次の小節になると元に戻るのよ。小節内で元に戻したいときは、ナチュラル記号を使うのよ。
読み方 記号 意味
シャープ 半音上がる
フラット 半音下がる
ナチュラル 元に戻す
楽譜の前につくときは、楽譜全体が有効なのよ。
 そうそう、1オクターブ下の音も1オクターブ上の音も有効だからね。もちろん2オクターブ上だって同じだからね。
半音は分かったけど、四分の一音下の音を使いたいときは、どうするの。
……………(難しいことを聞かないでよ。ぐすん。ピッチベンドをつかいなさい。)

Fテンポについて

 おまけよ。テンポについても教えておくわ。人間達が生演奏をする場合は、感覚でいっている場合も多いけど、コンピューターで歌を作る場合には、これをきっちり合わせておかないと、私たちボーカルとオケがずれてきちゃうわよ。
 楽譜の上に、こんなのが書いてあるわよね。これは、速度記号といって、曲の速さを決めるものなの。普通は、メトロノーム記号といって、四分音符が1分間に何個はいるかを表しているものを使うわ。ここの例では、1分間に120個ね。
ほ、本当に基本編はこれで終わりだよね。早く次へいこうよ。

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