今度は、コントロールパラメーターを使って表情をつけてみましょう。
ここでは、次の三つを操作してみました。
ハーモニックス
ブライトネス
クリアネス
@ベロシティ Velocity
数値が大きいと音量が大きく、数値が小さいと音量が小さくなります。
■(参照)いろいろなベロシティ
○ここでは操作していません
Aレゾナンス Resonance
声の響き具合を調整します。
Frequency(周波数を変化させます。)
BandWidth(周波数の範囲を変化させます)
Amplitude(振幅を変化させます)
■(参照)いろいろなレゾナンス
○ここでは操作していません
Bハーモニックス Harmonics
数値が高いと、歌声の響きに広がりを持ち、歌声が大きくなります。数値が小さいと、細く柔らかい声になります。
歌い出しや言葉のつながりを柔らかくしたり、歌の終わりを息を抜いていく感じの時に使います。
a.コントロールメニューからHarmonicsを選びます。 | b.ベースを決めるので、鉛筆とLINEを選択します。 |
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c.コントロールトラックで、少しドラッグしてやります。 | d.数値入力するときは、矢印アイコンを選び、ポイントをクリックし、数値を入力します。(80にしています) |
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e.鉛筆とFREEにします。 | f.細かい調整をしていきます。 |
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g.1番ができたら、2番3番はコピー&ペーストで貼り付けます。
g1.矢印アイコンを選び、次に、コピーしたい範囲をドラッグして範囲指定します。 | g2.範囲指定されたコントロールライン上で右クリックし、コピーを選びます。 |
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g3.1番ができたら、MEASUREルーラの、貼り付けたい場所をクリックします。次に、Pasteアイコンをクリックします。このようにして2番、3番を貼り付けます。 | |
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▼ハーモニックスを調整した歌を聴く |
Cノイズ
数値が大きいとざらざらした声になり、数値が小さいとクリアで澄んだ音になります。
■(参照)いろいろなノイズ
○ここでは操作していません
Dブライトネス
トーンを変化させます。数値が高いと明るくきらびやかな音になり、数値が小さいと落ち着いた穏やかな音になります。感情表現に使います。
a.コントロールメニューからHarmonicsを選びます。 | b.鉛筆とFREEにします。 |
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c.実際の人間の歌声は、大きくトーンが変化しています。歌の雰囲気に合わせて、「FREE」で、ブライトネスのラインを引いていきます。明るく、盛り上げるときは高めに、落ち着いた雰囲気の時は低めにします。 | |
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d.1番ができたら、2番、3番をコピー&ペーストで貼り付けます。 ■コピー&ペーストの方法は、上のハーモニックスの項を参照 |
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▼ブライトネスを調整した歌を聴く |
Eクリアネス
数値が大きいとシャープで澄んだ音になり、数値が小さいとこもった重たい音になります。
a.コントロールメニューからClearnessを選びます。 | b.鉛筆とLINEを選択し、コントロールトラックで、少しドラッグしてやります。 |
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▼クリアネスを調整した歌を聴く |
Fジェンダーファクター
数値が大きいと男性的な声になり、数値が小さいと女性的、子ども的な声になります。
■(参照)いろいろなジェンダーファクター
○ここでは操作していません
Gピッチベンド
音のピッチ(音の高さ)を上下に変化させます。数値が大きいと高くなり、数値が小さいと低くなります。
Hピッチベンドセンシティビティ
この値を大きくすることによってピッチの変化量をコントロールすることができます。
■(参照)いろいろなピッチベンド
○ここでは操作していません
■(参照)いろいろなエフェクト2
○ここでは操作していません
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